彦根城についてはさまざまなホームページで見どころが紹介されていますが、今回は子連れの目線で、彦根城についてもわかるように詳しく魅力を書いていきたいと思います。
彦根城について
再建ではない、400年前の本物
日本の城の多くは、残念ながら戦争や火災で失われ、再建されたものが少なくありません。しかし、彦根城は約20年かけ1622年に完成してから、建設当時の天守や建物が現存してる貴重なお城です。国宝5城の一つとしても有名です。
戦国時代が終わり、江戸時代の初期に建てられたお城です。江戸時代では彦根藩の城であり、徳川家の重鎮である井伊(いい)家が治めてました。ちなみに井伊家の初代である井伊直政の軍勢の甲冑は赤く塗られており、赤備えと呼ばれ恐れられてました。その所以で江戸時代でもこの城の兵士は赤い甲冑を着ていたとされてます。滋賀県にいくと赤いこんにゃくをお土産で見ますがこれが所以ですね。
彦根城だけでなく、広大な庭園(玄宮園)や城を取り囲む堀や城下町の構造も残っており、街全体でお城の雰囲気を楽しめます。
世界遺産への挑戦
彦根城はユネスコの世界遺産登録を目指しています。世界遺産の制度では、同時代、同種類の同じ価値をもつ資産を、別に登録することができません。
1992年に姫路城が、17世紀前半の木造城郭建造物の建築様式を示す、人類史上の傑作として、彦根城より先に世界遺産に登録されたました。そのため、姫路城とは別のアプローチで登録に向けて動いてるそうです。将来世界遺産になる日が来るかもしれません!
アクセス
駐車場

彦根城の城壁内に複数の駐車場があります。1日1,000円でしたが18時まででした。
駐車場のすぐ外に不思議なポストがありました。

少しだけ離れた場所にある下の地図の駐車場は時間貸でもっと長いため、少し寄るだけだったり街を散策する場合はこちらのが安いかもしれません。
いざ彦根城を探検!

今回はあまり時間がなかったため、門から一番近そうな駐車場に停めてこのルートで天守まで歩いていきました。往復約1時間半程度だったかと思います。
ひこにゃん発見

日本に3,000体以上いるゆるキャラの一つで初代1位のレジェンド。
チケット売り場のすぐそこに看板があり、しかも生のひこにゃんに会えました!
ひこにゃんは二代目藩主・井伊直孝を落雷から救ったとされる伝説の招き猫がモデルで例の井伊の赤備えの兜をかぶってます。

ひこにゃんは毎日彦根城周辺に現れるそうです。「ひこにゃん 出陣スケジュール」と検索すると、その日の登場時間と場所が出てきます。ぜひ調べてみてください!
お城までの道のり

ひこにゃんを堪能した後は、いざ天守を目指します。
まずはチケットを買いにカウンターへ
ここでチケットを買います。この奥がそのまま天守への道です。


ちなみに杖が無料で借りられます。
1段が低く、長い階段を登っていきます。
見通しが良い様で道が少し曲がっていたり、壁は登りにくい断崖絶壁になってます。


登り切ると城門の前にでます。ぐるっと回らされて橋を渡って中に入ります。
隠れるところがないので攻める側だったら怖いですね。
ちなみに石垣の積み方にはいくつか種類があります。石をそのまま置いてある感じのものや綺麗に整っているものが混ざってます。改築などで後の年代に方式を変えて作っています。技術の進歩や金銭的な余裕などの背景を調べてみると面白いです。石もどこから持ってきたのか、どうやってここまで運んできたのかを考えていくとお城一つからたくさんのことがわかって楽しいです。

さて、門を越えてしばらく登っていくと休憩のお茶屋さんがあります。
少し上がると平たいひこにゃんに会えて、天守に辿り着きます。
石垣が残っている城は多いのですが、天主が昔のまま残っている(しかも白色!)は彦根城の魅力ですね。


お城の楽しみ方として攻める側と守る側を想像しながら天守を目指すといろんな発見があります。なんでこんなふうに作ったんだろう?と考えると答えが看板に書いてあったりします。(歴史好きのおとうより)
彦根城の中は・・?
天守に入る際に下駄箱があり、靴を脱いではいります。

中に入ると見たことがないレベルの急な階段が!

角度はなんと62度。これは敵が上りにくように設計されたそう。当時の姿のまま残っています。
長男は楽しく進んでいきます。

途中解説も合わせて壁の狭間を散見できます。
実際にこの様な天守を作った後で本当にお城が攻められた例はほとんどない(大阪の陣や幕末の動乱など)ですが、攻撃に使う穴となります。城壁にもあります。

急な階段を3階分ほど上がっていくと最上階にでます。そこからは琵琶湖や街を一望できます。
琵琶湖は海上交通、南側は東海道が見える重要な場所だったのだなと感じます。
おすすめの服装
ズボンや動きやすい服がいいと思います。靴は脱いで上がりますが、滑って落ちると一大事なので動きやすさ重視で選びましょう!
長男は靴下も脱いで歩いてもらいました。
スカートの方もいましたが、とても気を使って上り下りしていました。見えないだろうと思いつつ、上を見るわけにはいかず、気まずい時もありました(汗)
また、天守に行くまでもかなり階段を登ります。丘の上にあるので日陰はなく、夏は暑く、冬は寒そうな場所でしたので、暑さ・寒さ対策をしっかりしていくことをお勧めします!
ベビーカーについて
昔のまま残されているところなので、バリアフリーではありません。天守にたどり着くまでも長い階段のため、ベビーカーは難しいと思います。そのため歩かない可能性があるお子さんの場合は抱っこ紐を持っていくことをお勧めします!
最後に
次男は前日の負傷で抱っこでしたが、長男はなんと天守を上から下まで2周しました!アスレチックだと思ったようです(笑)

お城からでて少し登った端っこには

展望スペースがあり、望遠鏡もありました!
私はお城に興味があったわけではありませんが、400年以上一度も壊れず、攻め落とされず、現代まで残り続けているということを知り、見て中に入ることができて光栄だと思ったのと同時に、今後もずっと残ってほしいと強く思いました。夫は歴史が大好きで大学も歴史を学んでいるほどなので、大興奮でした(笑)
子供でも大人とはまた違った視点で楽しむことができることがわかりました。
梅や桜の木もたくさん植っており、満開の時期にもいつか来てみたいと思いました。
旅の参考になると嬉しいです。




