赤ちゃん・幼児連れの温泉(大浴場)は、はじめはとても緊張しました。これを忘れた!こうしておけばよかった!と何度も焦りました(笑)
でも何度も行くうちにこの順番、この手順なら大丈夫という方法やコツが見えてきたので、看護師目線のポイントも交えつつまとめていきたいと思います。
① 事前に確認しておくべきこと
温泉デビューはいつから?月齢の目安
赤ちゃんの温泉デビューに明確な決まりはありません。
検索すると生後半年ごろからという情報を多く目にしますが、首の座り含め子供の成長には個人差がとても大きいです。早く生まれたか、予定日近くで生まれたかでも、生後○ヶ月の状況は全く異なりますし、そもそもの成長速度も異なります。
そのため、私はお風呂に一緒に入る方がちゃんと赤ちゃんを見る余裕ができたらもっと早くても可能だと考えています。強いていうなら、首が座ると圧倒的に赤ちゃんを扱いやすくなります。

私自身、長男の時は出産の傷が3ヶ月ほど治らず外出はあまりできませんでした。でも次男の時は親戚のお見舞いのため、生後1ヶ月になったばかりで遠出することになりました。
温泉に行くと、兄弟の関係でまだ首が座っていないほやほやの赤ちゃんを連れている方もたまに見かけます。家庭の事情はそれぞれですし、何人目かによっても状況は異なります。
月齢だけで判断するのではなく、その時の状況に合わせて選択してみてください!
子供OK・オムツOKか必ず確認
特に関東はオムツに厳しいイメージです。公式ページにオムツNGと書いていなくても、入り口で「オムツですよね、入れません」と言われたことが何回かあります。
オムツの子が浴槽に浸かれないというパターンはたまにあり、身体をキレイにできればいいやと思うのですが、そもそも中に一緒に入れないのは本当に困りました。

地域によってオムツOKか否かの割合が全く異なると感じます。同じ世代の子育てをしている友人も、地域によって「オムツ履いてるとダメなの??」と驚いている人がいたり、「前にダメと言われたことがある」と言っている人もいました。
公式ページで正確な情報が分からない場合は、事前に電話で確認すると安心だと思います。
② 持ち物リスト
子連れのお風呂は事前準備がとても大切です。私なりにこうまとめたら便利だったということをまとめました。
必須の持ち物
- ポーチ:子供の服・自分の服一式、保湿剤、オムツセット
- 大きいタオル
- ハンドタオル
- 飲み物

お風呂から出た時に使うものをポーチにひとまとめにしておくことで、ベビーベッドに子供を置き去りにせずに安全に全員服を着ることができます。
自分の服は水で手が濡れていても着やすい服がおすすめです。
現地にあるもの(準備しなくていいもの)
施設にもよりますが、赤ちゃんウェルカムの施設では赤ちゃん用のベビーバスやバスチェアが用意されていることがあります。
おいてあるものは自由に使ってOKです。

何もない場合もあります。その場合は、自分で歩けないくらいのお子さんでしたら、お膝の上で抱えながら洗うのがお勧めです!
しっかり座れるなら床に置いて、目の前に洗面器を置くだけで水遊びをしてくれます。はいはいや歩けるくらいの月齢が一番大変です(笑)。
そこを突破するとしっかり待てるようになり、勝手に移動しなくなります!
あった方が安心なもの
多くの温泉施設では赤ちゃん用のベビー石鹸が用意されていないことが多いです。
私はあまり気にしないので、備え付けのボディソープを薄めに泡立てて全身に使っていました。
気になる場合は、使い慣れたベビー石鹸を持参すると安心です。

赤ちゃん用の石鹸がある施設でも、保湿剤は置いてあることはほぼないです。そのため、お風呂セットの中には子供用の保湿剤を入れておくことをお勧めします!
とは言え、個人的には保湿の優先順位は低いです。お風呂でスッポンポンで焦るより、早く自分も子供も着替えた方が安心・安全です(笑)。
③ 空いている時間帯を狙う
人が多いとシンプルに気を使います。
空いている時は、隣の席で洗面器を使って遊んで待っていてもらうなど、自由に臨機応変に子供に対応するスペースも余裕も生まれます。

狙い目はチェックイン直後の早めの時間、夕食前後、朝風呂の早い時間など。事前に「混雑時間帯」を聞いておくのもおすすめです!
④ ロッカー選びのポイント
子供が小さい場合、特に2歳ごろまではベビーベッドの近くのロッカーを選びましょう。混んでいたり、場合によってはベビーベッドに荷物を置いている方もごく稀にいるので、その動きを見ながら選べる位置がベストです。
ベビーベッドが使えない時の最終手段
- 使い終わったバスタオルを床に敷く:個人的にお風呂上がりに床に直接置きたくない場合はこれが便利です。
- 椅子に座らせる:脱衣所に椅子があれば座らせて着替えさせる
- 空中で着替えさせる:子供のオムツ⇨自分が全て着る→抱っこ紐を装着→子供の服を着せる

抱っこしたまま自分も子供も着替えるなんていうことも頑張れば可能です(笑)。抱っこ紐は少し邪魔になっても脱衣所まで持って行くと、使う機会が多いかもしれません!
⑤ 入る前に知っておきたいこと(看護師目線)
排泄のタイミング(うんち問題)
赤ちゃん連れの温泉で一番気になるのが「うんち問題」だと個人的には思います。
心配なら食べて出た後に入るのが一番安心できると思います。
食事の直後はうんちが出やすいです。これは「胃結腸反射」といって、胃に食べ物が入ると大腸が動き出して便意を促す反射のこと。特に赤ちゃんはこの反射が強く出やすいので、食事直後の入浴は避けると安心です!

特に母乳はうんちがゆるく、1日に何度もうんちをします。生まれて数ヶ月はリズムを発見するのは難しいですが、一緒に過ごして行くうちにそろそろ出そうとか、今は出ないな!と分かるようになってきます!
入る前の水分補給は大切
入浴前の水分補給は大人も子供もとても大切です。
温泉は普通のお風呂より身体が温まりやすく、汗もかきやすいので、入る前にしっかり水分を摂っておくとのぼせや脱水を予防できます。
赤ちゃんにとって最高のお湯の温度とは?
大人にちょうどいい温泉のお湯は、赤ちゃんには熱すぎることがあります。一般的には38〜40度が赤ちゃんには適温と言われています。

適温とはいえ、多少熱い、微温いでも全く問題ないと私は考えています。そもそも喋れない赤ちゃんは嫌だったら泣きます(笑)。子供のリアクションを観察することで、もうそろそろ出た方がいいなとか、まだ楽しんでくれているなと分かります!
オムツは最後に脱がせて最初に履かせる
これは温泉に限らずですが、脱衣所ではオムツを最後に脱がせて、出た直後に最初に履かせるのが鉄則です。

こうすることで、自分が一番安心して他の作業をすることができます。また、いろいろ考えずとも、おむつをしていればとにかくなんでもOK!と思うと一気にハードルが下がるはずです!
⑥ お風呂上がりの着替え手順
これが一番苦労するポイントです。私もたくさん試行錯誤しました(笑)。我が家の順番を紹介します。
- 浴室から出る前に小さいタオルでできるだけ水気を拭く
- 脱衣所に出たら子供のオムツを履かせる
- 自分のパンツを履く
- ブラトップを足から履く(頭から被ると髪が濡れていて大変)
- 自分の服を全部着る(授乳していなければワンピースが楽!)
- 抱っこ紐を装着
- 最後に子供の服を着せる

長男が1歳半くらいだった頃。寒いかなと思い長男に全部服を着せると、自分は終わったと思ったようで急に外に飛び出しそうになったことがありました。私はスッポンポンだったのでめちゃくちゃ焦りました(笑)。
入ってきた方に止めてもらわなかったら詰んでいました(笑)。
子供のオムツの次は自分が服を着る!これを徹底するのがおすすめです。
寒ければ大きいタオルで包んでおけば大丈夫です!
保湿は5分以内が理想だけど、無理しなくてOK
赤ちゃんの皮膚は大人の瞼(まぶた)ほどだそうです。温泉であたたまると皮膚が乾燥しやすくなるので、体を拭いたら5分以内、遅くとも10分以内には保湿ケアをしてあげるのが理想です。
一般的にはそうなのですが、先ほどもちらっと触れましたがそこまで神経質になる必要はないと私は考えています。

寒い脱衣所で保湿を塗ったらさらに体温は下がりますし、他にベビーベッドを待っている人がいる場合もあります。
とにかくオムツだけ履かせてタオルを巻いておけばOK、後でタイミングがあれば保湿もというくらいでOKです!
(皮膚も個人差が大きいので、その子に一番の対応をしてあげてください!)
⑦ 季節別の注意点
真冬は温度差・ヒートショックに注意
真冬の温泉で気をつけたいのが「ヒートショック」。高齢者のイメージが強いですが、子供にも注意が必要です。
- 暖かい場所から寒い脱衣所に移動すると血管が収縮し血圧が急上昇
- そのまま熱い湯船に浸かると今度は血管が拡張し血圧が急降下
- この急激な血圧の変動が心臓・血管に大きな負担をかける
- 子供は体温調節機能が未熟なため、温度差の影響を大人より受けやすい
小さい子供がいる時は、真冬は意外と大変です。お風呂場と脱衣所との温度差が少ないことが理想ですが、意外と脱衣所も寒いことがあります。

ハンドタオルを1枚浴室の中に持っていけば、大人一人・こども2人分くらいなら水を拭き取れるます。
脱衣所をびちゃびちゃにする心配もなくなるので、私は必ずハンドタオルを持って入るようにしています。
雪景色を見ながらの露天風呂は最高ですが、小さい子供と一緒に行くのはハードルが高いと思っています。真冬は室内のお風呂が充実しているお宿の方が楽しめるかもしれません。
夏の露天風呂はむしろ快適
夏は温泉に入るのは暑いと思いきや、意外と日が暮れてからなどは涼しいです。特に露天風呂は最高です。
夜の星空を見ながら入ったり、熱ければ夜風に当たって体を冷ましたりと、冬よりも自由に移動できるのが魅力です。

夏の露天風呂は蚊がいることもあるので、そちらに注意しましょう!私と次男は刺されやすい体質なので、優雅に使って出ると出ると痒いなんていう事があります(笑)。
まとめ
温泉は夫が大好きで、私の疲れを癒そうと思ってくれていたそうですが、私自身は入って気疲れしているなんていう時期もありました(笑)。
でも、しっかり事前確認・持ち物・順番だけ押さえておけば、あとは何度か行くうちに自分なりのスタイルが見えてくると思います。
私は男の子二人なので、後数年で子供達と一緒に温泉に入る事ができなくなってしまいます。性別にもよりますが、子供と一緒に大浴場に行く時間は限られています。
大変でも思い出になるので!ぜひ親子の温泉時間を楽しんでください!
最後まで読んでくださりありがとうございました!

