スクリーンタイムは制限すべき?看護師ママが実践する「自律」を育てる向き合い方

子育て・知育

子供のスクリーンタイム、どうしていますか?

「制限した方がいい」「見せすぎは良くない」という情報があふれている一方で、スマホやパソコンが主流になっている今の時代、画面を完全に遠ざけることが本当に正解なのか、私はずっと疑問に思っていました。

我が家では今のところスクリーンタイムに厳密な時間制限を設けていません。その理由と、実際にどうやって向き合っているかをまとめました。

この記事でわかること
  • WHOの推奨と実際
  • 制限しすぎると逆効果になると思う理由
  • 我が家の「子供達自身に選択してもらう」という考え方と実践方法
  • いやいや期の動画との向き合い方

「制限した方がいい」は本当に正しい?

WHOや日本小児科学会では、2歳以下はスクリーンタイムをゼロにすることを推奨しています。しかし、これは前提として、座ったまま受動的に動画をぼーっと見ることがよくないという話です。

つまり、スクリーンを見ることで、座ったままになること、運動量の減少、睡眠への影響、会話の減少などのデメリットがあるよということだと私は考えています。

裏を返せば、しっかり運動し、睡眠が取れており、会話の話題になったり実践に活かすことができれば学習コンテンツになると思うのです。

確かに長男が1歳を過ぎても極力スマホも含め見せないようにしていました。しかし、次男にはそれができませんでした。

ちゃーちゃん
ちゃーちゃん

理想はありつつ、実際の育児では、兄弟や友人などの影響で何歳だから見ない、何分に制限するということは難しいのではないかと思います。
「理想を知った上で、現実にどう落とし込むか」を考えることが大切だと思っています。

制限された家で育って感じたこと

私自身は、厳しく制限された家で育ちました。漫画・アニメは禁止、スマホは高校3年生で学校最後の一人としてやっと買ってもらえた環境です。

その結果、布団の中でこっそりゲームをしたり、許可された時間は血眼になって必死にやっていたりしていました。夫も布団の中でゲームをして視力が悪くなったようです。

気になって、友人知人にたくさん視力がいい人、悪い人に幼少期にどうだったかを聞きまくりました。

あくまでも私の周りの人の話なので全てに当てはまるわけではないと思いますが、私たちだけではなく、圧倒的に小学生ごろになって隠れて画面を見るようになった人が視力が悪く、逆に全く何も言われなかった人の方が、大人になってからの視力がいい傾向があると感じました。

つまり、制限されていた人は、ある程度の時期から親から隠れて見るようになる傾向があるのではないかと思うのです。

ちゃーちゃん
ちゃーちゃん

私は一生懸命DSなどのゲームを隠れてやりましたが、恐ろしくセンスがありませんでした(笑)。
なので、スマホを手にしてからもゲームのセンスがないため、毎日英語のコメディを繰り返し見て英語学習を頑張りました。

親は私がゲームに没頭して勉学をおろそかにすると思い、スマホを渡さなかったですが、自分の中ではもっと早く持っていたら、もっと楽しく英語を学べたのにという悔しい思いが今でもあります。

我が家の方針:「ルールより自律」

この経験から、厳しく制限する前に「自分の意思でコンテンツを選び時間を管理できるようにする方が重要ではないか」と考えるようになりました。

我が家の基本的な考え方

ルールはできていたら必要ない。できないからルールが必要。

できない時は制限して、できたら解除する。これを繰り返しながら、少しずつ自分で選択できるよになってほしいと考えています。

我が子たちの動画との向き合い方と変化

小さいうちは自然と別の遊びへ

長男が小さい頃は動画をつけていても、すぐに違う遊びを始めてほとんど見ていなかったため、スクリーンタイムを特に意識していませんでした。

転機:動画への執着が出てきた

長男が3歳半ごろから、動画の内容をしっかり理解できるようになり「もっと見たい」となったり、話しかけても返事がないということが起こるようになってきました。そこから画面との向き合い方を真剣に考えるようになりました。

次男は2歳の時点で「でんしゃ〜〜!!」とぐずるので性格や周りの環境によっても個人差が大きいと思います。

制限してみたら逆効果だった

まず試したのは「16時以降の家事をしている時間のみテレビを許可」というルール。ところが兄弟で見たいものが被ったり、食事中も見たがったり、制限している方が固執しているように感じるようになりました。

これは私の求めている姿ではないと思い、夫と相談することにしました。

条件付きiPadを渡すことにした

もともと、スマホのような小さな画面で見るのはよくないと思い、私が使っていたiPadを長男用として使っていました。

しかし、2歳差で、長男は映画を見切れるけれど、次男はまだおさるのジョージで精一杯。興味のないものをぼーっと見る時間がある方がよっぽどよくないのではと考え、2人にそれぞれiPadを渡すことにしました。

ただし、渡すときに条件をいくつか設け、子どもたちにも共有することにしました。

iPadを使う条件
  1. やるべきことをこなしてから渡す
  2. コンテンツは上手に選ぶ努力をする
  3. 見る時の姿勢を気を付ける&目が疲れたら見続けない
  4. できなかったら没収
ちゃーちゃん
ちゃーちゃん

好ましくないものは「それは見ていいものなの?」と聞くと意外と本人も自覚していて変更してくれます。次男はまだまだですが、長男はできるようになりました。

親が「それはダメ」と言ったからという理由ではなく、自分で気づいて選び直す経験を積んでほしいと思っています。

しょうもない動画を食い入るように見る時期とその対策

YouTubeは特に、さまざまな種類の動画があります。見てもいいなと思えるようなものと、こんなものを見て何になるんだろう、、と思うようなものもたくさんあります。

特にAIが広がり、誰でも簡単に動画コンテンツを作れるようになり、質が変化しているように感じます。歌ひとつとっても、実際に歌っている声は美しいですし、いいものを聞いてほしいと思うわけです。

でも、これからはAIと共に生きていく時代です。スクリーンも同じです。

長男もトラックが物を潰したり、謎の電車が走っていたりするような動画を食い入るように見ている時期がありました。

でも今はしっかりそれらはあまり好んで見るべきではない動画ということを理解してくれるようになりました。

どの時代でも、自分の選択次第だと思うのです。

イヤイヤ期の対策

いやいや期の頃は何を言っても刺激になってしまいます。もはや動画を見たいわけではなく、自分のやりたいと思ったことを通したいだけだったりするのではないでしょうか。

そんな時は、様子を見る&共感が大事です。

「そんな感じのが好きなのね」と声をかけつつ、「似た種類の動画をこっちにしていい?」と提案するとOKしてくれることもあります。頭ごなしに否定せず、少しずつ誘導する感じです。

それでも難しければ、私はとりあえず様子を見ています。2歳児はそこまで集中力は続きません。なので、自分で辞めた時に褒めまくる!これを徹底すると、子供の成長とともに見る内容も成長し、いずれは自分で決められるようになってくると思います!

子供達に伝えたいもう一つのこと:視力は宝物

スクリーンタイムを制限する理由の一つとして視力の話があるかと思います。

視力は遺伝的な要因も大きく関係していると言われていますが、スクリーンの見過ぎや暗いところで画面を見るのが目にはよくないということは経験としても納得ができると思います。

子供達には、繰り返し「視力は宝物だよ」「一度見えなくなってしまったら戻らないよ」「急に目が見えなくなるのではなく、気がついたら見えにくくなるから怖いんだよ」と伝えています。

近くで画面を見てすぐに視力が下がるなら説明がしやすいと思います。しかし、そうでないからこそ、子供達に理解してもらうのは難しいです。

私は運転の時にメガネをかけており、夫はメガネがないと何も見えていないです。また私の母親も視力が悪いので、自分たちだけではなく、目が悪くなってしまっている人にも協力してもらい、視力の大切さについて説明してもらうようにしています。

生まれた時からの視力の差について

長男は生まれた翌日から追視をしていました。

看護学生時代の新生児室の実習では、生まれたばかりの赤ちゃんと目が合うという経験をしなかったので、とても驚いたことを覚えています。

生後5日で帰宅すると、「Happy birthday」の風船をゆっくり追視し、遊びに来てくれる友人の動きも追っており、新生児室で働いている友人にも驚かれました。

4歳になったばかりの時には夜間に飛行機の色を見分けられ、視力の2.0の友人よりもよく見えていることがわかりました。

一方で次男は生まれた時に目が充血しており、黒目も小さく、いかにも目を作り途中!という感じでした。全く見えていなさそうで、抱っこしても見えにくいせいかずり落ちてものに近づいて見ようとしていたり、目の前に長男がきても怖がって泣いている時期もありました。

成長してからも小さい虫や高いところを飛んでいる飛行機などを見つけることは、明らかに長男よりも苦手です。

つまり、その子によって生まれた時から視力は異なるということです。視力だけではなく、性格も全く異なります。だからこそ、みんな同じ対応ではなく、その子をよく観察し、その子にあった対応をしていく必要があると思うのです。

ちゃーちゃん
ちゃーちゃん

同じ滑り台でも長男は小さな虫にビビって止まり、次男は大きな虫にも気が付かず潰しながら滑ってきます(笑)。同じ親から生まれても視力も性格も全く異なることはとても不思議です。

同じ言い方をしても、納得してくれる子、反発してくる子などさまざまだと思います。その子にあった方法をいろいろ試してみてください!

最後に

いろいろと書きましたが、子供たちはまだ幼いので、これが良かったかどうかの判断は、今はまだできません。

今回書いた理由は、今書いておかないと忘れてしまうから、同じ世代の子育てをしている方もきっと同じような悩みがあると思ったから、そして、自分の子供や周りの子供達が成長していった時にきっと答え合わせができると思ったからです。

ブログはずっと続けていきたいと思っているので、長期的にどうだったのかをまた評価していきたいと考えています!

最後まで読んでくださりありがとうございました!