サップはなんとなく立って漂流しているイメージがあったのですが(笑)。
キャンプで隣にテントを張っていたご夫婦から、「2人乗りで湖を一周できるよ!座っていたら落ちないから濡れないし、淵沿いだと魚がよく見えて休憩もできる」と教えてもらったことがきっかけでとても興味を持ちました。
去年もトライしたのですが、長男が私が流されてしまうと思って全力で号泣して止めてくれたので(笑)、今年が初挑戦でした。

レンタルだけで出航できなかったSUP..
実際に体験してみて、子連れでも楽しい!むしろ子連れに最強なアクティビティでした。
今回は、子連れSUP初挑戦の方に向けて、湖と海の違い・乗り方・おすすめ装備・注意点など、始める前に知っておきたい情報をまとめてご紹介します。
- 子連れSUPは湖と海どっちがいい?
- 人数別の乗り方(大人1人と子供1人/2人)
- おすすめの装備(子供用パドル・リーフツアラーなど)
- おすすめSUPブランド「KOKUA」
- 子連れSUPで気をつけたいこと・安全対策
子連れSUPはどこでやる?
SUPができる場所はたくさんありますが、子連れでやるのに向いている場所と向いていない場所があります。
あとで安全面について詳しく書きますが、SUPは水遊び。正しく遊ばないと危険も伴います。
子連れ、特に泳げない年齢の子供と一緒にやる上で重要なのは、「途中で水に落ちにくいか」ということです。

結論から言うと、子連れは海より「湖」がおすすめです!
湖と海の違い比較表
湖と海の違いを表にまとめてみました。
| 項目 | 湖 | 海 |
|---|---|---|
| 波・流れ | ほぼなし | 波・潮流あり |
| 難易度 | 初心者・子連れ向き | 中〜上級者向き |
| 塩・べたつき | なし | あり |
| 沖に流される心配 | なし | あり |
| 景色 | 山・木々に囲まれる | 広い海の開放感 |
| 水中観察 | 淡水魚 | サンゴ・海の生き物 |

実際に乗ってみて感じたのですが、少しでも波があると当たり前ですが揺れます。海は必ず波があるのに対し、湖は風が吹かなければ波立ちません(もちろん場所によります!)。
また、水が跳ねて顔についたり、手で顔に触れた場合、「海は目にしみる〜〜」となりますが、湖はその点の心配もない上にべたつきません。

湖の注意点として、水温が思ったよりも低いということがあります。時期によっては「コールドショック」を起こすリスクもあるので注意しましょう。
子連れSUPの前に知っておくべき基本
SUPは「座っていれば」落ちない
SUPは「立って漕ぐ」というイメージが強かったのですが、実際にキャンプで湖のサップをしている人を見ていると、思ったよりも座って漕いでいる人を多く見かけます。
座ることで重心が低くなりとても安定し、転覆しにくくなります。

こんな感じで子供達が自由に移動しても、しっかりとバランスをとることができます。
淵沿いは魚が見えて休憩もできる

湖の中央より、淵(岸辺)沿いを選ぶのがおすすめです。透明度が高い場所では魚が見え、子供が飽きずに楽しめます。
さらに陸が近いので、いつでも上がって休憩できるという安心感もあります。

反対岸に行ってみよう!と友人家族と進んでみましたが、想像以上に遠かったという経験があります。風向きによっても思ったより進まないなんていうこともあったので、陸の近くだと安心です。
子連れSUPの乗り方(人数別)
まずは出発前の乗り方から説明します!
実はサップは出発する時が一番不安定です。

こんな感じで陸についている間にみんな乗り込み、後ろから引っ張ってもらうと安全です。

初めはゆらゆらして怖かったですが、意外とすぐに慣れました!子供達も慣れてくれるので、そうすると一人でも出発できるようになりました。
大人1人+子供1人 → 前に子供
子供が1人の場合は、大人の前に子供を座らせるのがおすすめです。子供の様子が見えやすく、パドルの操作も安定します。

大人1人+子供2人 → 大人真ん中
子供が2人の場合は、大人が真ん中に座り、子供を前後に配置する形になります。

レンタルした場所で子供2人を乗せる方法を聞いたところ、前に2人ではなく、前後に座らせるように教えていただきました。
確かにバランスがとりやすく、とても安定します。

急な兄弟喧嘩も起こりにくいのでこちらが安心です(笑)。後ろに座っていると見えにくいので、長男に後ろに座ってもらいました。

子連れで行く場合に限らずですが、自然の中で遊ぶときには、危なくないか、お互いに観察して助け合うことが大切です。
2人乗り用SUPを選ぼう(浮力・面が広いタイプ)
サップにはたくさんの種類がありますが、一般的な人が利用するサップには1人乗り用と2人乗り用があります。
今回私はレンタルでどちらも試してみました。
大人1人+子供1人の場合⇨1人用。
大人1人+子供2人の場合⇨乗る人の体重や体格によって変わる。
大人2人+子供1人の場合⇨2人用。
2人用は圧倒的に浮力が強く、面が広くて安定していました。
子供が横向きで座ってもゆらゆらしませんし、移動しても大丈夫な安心感があります。

私は身長160cm、50Kg弱ほどで、1人用で前後に乗せても前後にスペースがありましたが、夫は173cm、70Kgで、1人用に乗るとスペースが狭そうに見えました。

ちなみに体重オーバーになると、サップが沈む&撓みます。漕ぎにくいですし、見たらすぐに分かるので、そうなった場合は人数を減らしたり浮力の強い2人乗りに切り替えましょう!
子連れSUPにおすすめの装備
子供用パドル(持ち替えやすい)
サップ用のパドルは立って漕ぐ前提なので長いです。座って漕ぐことももちろんできますが、前に子供が座っていると左右で持ち替えにくかったです。
子供用のパドルは短い&軽いので持ち替えやすいと感じました。

子供も一緒に漕げたら最強なのですが、4歳の長男はブレーキをかけていました(笑)。小学生くらいの子供たちは、子供2人乗りで進んでいるなど自由に漕ぐことができていました!
食べ物・飲み物
これは座ってサップを楽しむ醍醐味かと思います!

こんな感じに前のゴムの部分を利用して、食べ物や飲み物を持っていくことが可能です。
カナビラがあるとさらに便利です。

オムツやお尻拭きもジップロックに入れておけば持っていくことが可能です。せっかく探検しに行ったのにすぐに帰りたくないと思うので、必要なものは全て持っていきましょう!

小さいクーラーボックスを乗せてゆっくり読書をされている方もいました。
リーフツアラー(水中観察に便利)
リーフツアラーとは、水中を観察できる箱型のスコープで、シュノーケルができない幼児でも水中観察を楽しむことができるグッズです。

長男は初めは座っていましたが、途中から観察に夢中になっていました。
後ろで見てもらうことで進みやすいです。

こんな感じでお魚を捕まえて観察することもできます。

サップの横でシュノーケルをしながら進んでいる親子もいました。サップの使い方は無限大です!
子連れSUPで気をつけたいこと

風が少ない日を選ぼう
風があるとボードが流されやすく、ゆらゆら揺れてバランスが取りにくくなります。風速予報を確認して、風が少ない日を選びましょう。

湖では午前中が凪(風がない状態)のことが多く、午後は晴れていても風が出ることがあります。
場所によっても特徴があると思うので、天候を見ながら楽しみましょう!
陸が近いところがおすすめ(水中観察・休憩)
湖の中央よりも淵沿い(陸が近い場所)を選ぶと、水中観察も楽しめて、必要な時にすぐ休憩できます。子供が飽きた時にも上陸できる安心感があります。
ボード後ろの突起(フィン)に注意!
SUPの後ろ側にある突起(フィン)を折らないよう注意が必要です。
⚠️ 陸に上がる時は必ず「頭から」突っ込むように上陸してください。

私がレンタルした場所は折れたら弁償しないといけないとのことでした。気をつけましょう!
安全面の注意点
- ライフジャケット必須:子供も大人も必ず着用
- 天気が悪い日はやらない:無理は禁物
- 風が強い日はNG:怖い体験になってしまう
- 目視で近くても意外と距離がある:湖では距離感が掴みにくい
- 風向きによっては漕いでも進まない:無理せず戻る判断も大切
- 2人以上での参加がおすすめ:万が一の時に助け合える
サップの死亡事故について
サップは楽しい遊びですが、残念ながら死亡事故は発生しています。私がキャンプに行った山梨県の本栖湖でもありました。
ですが、事故には共通点があります。
それは単独行動、沖に流されて戻れなくなる、ボートだけ流れていって溺れてしまうなどです。
つまり、これを予防すれば防ぐことができます。
原則2人以上(グループ)で行動する(トラブル時にすぐ救助要請ができる)
ライフジャケットとリーシュコードは100%装着する
防水ケースに入れたスマホを肌身離さず携帯する(緊急時の連絡用)
天気が悪いときには出発しない&途中で天気が変わりそうなら速やかに帰る

上のポイントを守っていれば安全に遊べると思います。大人も子供もライフジャケットを装着し、安全第一で楽しみましょう!

ライフジャケットはSUPの貸し出しをやっているところではレンタル可能です。
日焼けにも注意!
意外となりがちな日焼け。屋外で2時間ほど遊ぶのと、水面に2時間にいるのでは訳が違います。
私と子供たちは日焼け対策をしっかりしましたが、夫はいつもの如くやりませんでした(笑)。

するとたった2時間でこうなりました。
夫だけではなく、意外とこうなっている人を見かけました。
マイサップを持っている方々は、長袖長ズボンタイプの水着を着用しており、座っている方は帽子を被ったりと日焼け対策を徹底しています。

日焼け止めを塗る時も、塗りムラに気をつけましょう!また、自然に優しいものを使えると素敵です。
マイサップを検討している方に!
SUPは世界中にたくさんのブランドがありますが、今回は世界で有名なものと、日本のメーカーのものを1つずつ紹介します。

SUPの値段はピンキリで、安いものだと2万円程度から、高いものだと20万円以上するものもあります。
空気を入れないタイプは安いですが、とにかく嵩張るので空気を入れるタイプが人気です。
世界で有名:STARBOARD
世界中で人気のブランドで、レースなどでも数々の実績を残している高い技術と実績があります。
一般的な商品と、スターボードの特徴を簡単に比較しました。
一般的なインフレータブルSUP
・接続部を接着剤で繋げる⇨空気漏れのリスクあり。
・クオリティは商品による。
スターボード
・熱で生地同士を完全融合⇨空気漏れの心配がほぼない&経年劣化しにくく、寿命が長い。
・レースなどの実績もあり、まっすぐ進みやすい構造
・名前があるのでリセールできる。
子供と一緒に乗るのにおすすめの商品:「スターボード iGO デラックス 12’0”×33”」
モデルは横幅が約84cmと非常に広く、浮力も365Lと非常に大きいため、お子様が急に立ったり動いたりしてもボードがグラつきにくく、転覆のリスクを大幅に減らせます。
Dリングが付いているためオプションのカヤックシートを取り付ければ、座ってカヌー感覚で漕ぐことも可能です。
本体の重さは約10.1kg。空気圧は15~18PSI。
最大重量120Kgを推奨。
スターボード iGO デラックス 12’0”×33”の詳細をチェック!

体格や筋力は個人差が大きいところですが、小柄な体型だと大きすぎると感じるかもしれません。
その場合は次に紹介するKOKUAがおすすめです。
日本ブランド:KOKUA
サップ歴10年以上の方のおすすめだと教えてもらったものが、「KOKUA(コクア)」というブランドでした。
KOKUAは「日本人の体形に合ったSUPボードを作りたい」という思いで作られた日本発のブランドです。
特徴は7kgと軽いこと、空気圧が20PSI(20気圧)と高いことです。

軽量なほど持ち運びが簡単で、女性でも扱いやすいです。
また空気圧が少ないと人が乗ったときにボートが撓んでしまい漕ぎにくいですが、空気圧が高いものは乗っても安定して漕ぎやすいという特徴があります。

ちなみにこちらも生地同士を溶接しているので、スターボードと同様空気漏れの心配は少ないです。また、日本特有の「岩場、砂浜、急な気温上昇」など、厳しい環境を想定して作っているので耐久性の高さは安心です。
子供と一緒に乗るのにおすすめの商品:「VOYAGER」
全面滑り止めパッドで子供が滑りにくく安心。バンジーコード付きなので荷物もたくさん積めます。
犬連れSUPにも対応しているモデルです。
KOKUA VOYAGERの詳細をチェック!

子連れならタンデムに強いKANALOAか、滑り止めパッド付きのVOYAGERがおすすめ!レンタルで一度試してから購入を検討するのも◎です😊
私たちがSUPをした場所:本栖湖
私たちは山梨県の本栖湖がとても好きでよく行くのですが、SUP好きの方々の中でも有名なようです。

ここのおすすめポイントは、なんといっても正面に富士山を望むことができるということです。
特に朝一はとても美しく、マイサップを持っている方々が静かな湖から富士山を眺めています。

湖はたくさんありますが、湖水浴ができる場所は意外と限られています。
こちらは天候にもよりますが、透明度が高く、見るからに綺麗です。
キャンプだけでなく体験アクティビティもある場所なので休日には多くの人が訪れています(キャンプ場は予約制です)。

キャンプ場でレンタルもできますし、SUPだけを目的にインストラクターのついたSUP体験もあるようです。
本栖湖のSUP体験をお得に予約する!
初めはレンタルで経験してみると、インストラクターに教えてもらえるのでとても安心で知識も増えると思います!
まとめ
子連れSUPは、初めての方でも楽しめる素敵なアクティビティでした。
たくさん食べ物・飲み物を持って、日焼けと安全対策をしっかりして、ぜひ楽しんでください!
最後まで読んでくださりありがとうございました!






